尻別川を正面に静かにそびえ立つ望河(BōGa)は、その名の通り素晴らしい川の眺望が見渡せます。全ての部屋から羊蹄山と川の景色を眺められるよう設計されています。地下階は北海道の森に囲まれ、完全にプライベートな空間となっています。それに対し上層階は今にも木のてっぺんに触れられるような開放感であふれています。

木の美しさに魅せられ、できるだけ多くの天然木を望河に使って欲しいというオーナーの要望を受け、TAIGAは地元にある材木屋をいくつも訪ねました。リビングにある柱と梁は北海道産の大きな杉の木から選ばれたものです。

ラウンジにそびえ立つ肩幅の太い木は、まるで木々に囲まれているかのような感覚を味合わせてくれます。全てのデザインが広葉樹とオーク材のカウンターで統一され、家の中どこにいても木のぬくもりに触れることができます。最も存在感のあるダイニングテーブルは、国産のクスの木からあしらわれており、長さ4mにもなる1枚板から作られています。

もうひとつの特徴は北海道の左官職人と生花のスペシャリストによって生まれた芸術です。桜の枝が塗り壁に直接埋め込まれ、周囲の森を連想させてくれます。同様に和室の床の間にもユニークな発想が施されており、生け花をそのまま壁に埋め込むという斬新なスタイルになっています。