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署名活動が効果を発揮!倶知安町、改正準都市計画条例の施行を延期

2022年 09月 14日

倶知安町は今年中に準都市計画区域における規則の変更を実施する予定でしたが、市議会の介入により、引き続き調査・研究を行い、当初予定していた規制変更を1年間延期することに合意しました。議会からの報告書はこちらからご覧いただけます。

今回この条例改正を求める署名にご協力いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。現在724名の方が登録されており、一人一人がこの改正に必要性を感じ、行動を起こしてくれたことをとても嬉しく思っております。

私たちは倶知安町長、文字氏と倶知安市議会の両者に意見書を提出しました。両者との会談後、私たちは市議会議員数人に、冬のひらふを実際見てもらうよう提案しました。渋滞が招く混雑、駐車場不足といった、私たちが日々直面している問題をきちんと自分たちの目で確かめて欲しいと思っています。雪が大量に積もると、すべての問題が増幅されます。

市議会の審査概要では、主に3つの項目が挙げられていましたが、私たちが述べた意見がすべて検討されるかはまだ不透明です。

  • キャパシティについては将来を見据え、その都度必要な見直しを行うべき。
  • 花園エリアの建築物については、現状を考慮しつつ、高さ制限を設けるべき。
  • 本町における特殊性を鑑みると地域の安全性・快適性の創出には、専門の知見を有するものから意見を積極的に求めることは有効な手段である。

私たちは、持続性のある国際的なリゾートづくりをするうえで、豊富な経験を持つリゾートプランナーとの連携が不可欠だと考えています。彼らは、世界各地でリゾートを計画した経験があり、リゾート地だけでなく、地域社会の発展までももたらしてきたプロです。ニセコが直面しているように、ほとんどのリゾートは、渋滞、駐車場、インフラに関する問題を抱えています。アンヌプリや倶知安町の物理的なキャパシティについては、綿密な調査が必要です。今、卓上で正しい変更を行えば、後々、数十億円規模のインフラコストを削減することができるのです。

もうひとつ、私たちが何度も要望しているのは、各開発地の敷地内で適切な駐車スペースの確保を義務づけることです。残念なことに、この点に関する倶知安町の反応はあまり良くありません。何百人もの人を受け入れても、駐車スペースがわずかしかないような開発はもうやめなければいけません。これは明らかに持続不可能なことです。交通や駐車場においては、町が責任を持つべきだと考えています。

私たちの意見が、倶知安町の未来を大きく左右します。どんなご意見でも、下記まちづくり景観係に直接伝えていくことが重要です。是非、皆様のご協力をお願い致します。

倶知安町まちづくり新幹線課景観室
TEL 0136-56-8012
E-mail:(景観係)[email protected]

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